なんか人情ものとかやりたくて。

子持ちカマキリと
ひょんな事(どんなことだ)から
融合してしまった小学生の話。
小学生が孕んでいる事がわかると、
両親は子供をおろすように進めます、
作り方も知らんで産んでどうすると。
しかし小学生はすでにある種母親でした。
この子たちだって生きてるの、
あの人(カマキリ)のかわりに
守ってあげなくちゃいけないの。
子供をまもる、それが大人でしょう。
実の子供に人の道を諭された親でした。
小学生は登校拒否(産休)を切り出しました。
いままで何の問題も起こさなかった教え子が
一転問題児に、
両親を問いただしても
はぐらかされるばかり。
いじめがあったのではないか、
臨時学級会をひらくも成果なし。
『君何年教師やってるの』と
上からはなじられ怒りのぶつけ場所はなしに
悩ましい日々が続いた教師は
家庭訪問を強行することにしました。
帰ってくださいという生徒の両親をおしのけ
対面どーん、
はじめこそ驚きもするも
そこは何人もの生徒を見てきた教師
落ち着きを取り戻すと
『この世に命を与えてやることだけが
愛じゃない、このまま生を受けても
君の子供たちは苦しむだけだ』と
愛の様々なあり方を生徒に説くのでした。
学校から持ち出してきた軽トラの荷台に
小学生をのせ。
『大丈夫、先生もよく知ってるお医者さんだ
悪いうわさはたたないよ。』
教師は生徒にそうつげると荷台を布で覆い隠しました。
視界をさえぎられた暗闇の中。
走る車から伝わる振動。
そこはまるで子宮の中のようでした。
自分の身体の中には確かに命がある。
『ごめんね・・・、』
あやまらずにはいられませんでした。
ー小児科ー
生徒と向き合う
お医者先生は耳から聴診器を外すと
両親と教師に告げました
『これをどーしろつーんだバーローw』
何人ものクランケを見てきたお医者先生でも
カマキリの患者さんには手を付けられませんでした。
おわり。


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