笑って死ねたら素敵なことだねと。

高校時代の僕といったら、
チャリンコで学校まで通ったもので。
家路につくときは大抵友達と二人、
道をふらふらと揺れながら
そいつとわかってないんだか
わかってるんだかの話をしていたものだ。
そいつが芸大に受かったってんで、
メッセに入って久しぶりにだべることにした。
自分が逆立ちしたって芸大に受かることはないので
素直に賞賛の言葉を浴びせてやったら
卑下することもなく『サインいる?』と答えてくれた。
ワロタ、こういう奴だったなと、変わってないようで
嬉しかったな。
そいつからもっとお前も頑張れよ見たいな事言われた。
この一年これといった手ごたえがなかったから
返す言葉もなく。テメェには負けねぇと言い残し
敗走、振り返らなかったよ ぼかぁ。


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